サイズこそ小さいが、原チャリ＆4ミニのカスタムは「底なし沼」といわれることもある。今風にいえば“沼”だ。
カスタムパーツは数々揃っている、エンジンもマフラーもハンドルもシートも、やろうと思えばどこまででも手をかけることができる。趣味性が高く、ゴールがない世界だとも。
逆に言えば、ずっと楽しめる趣味の世界だといえる。
仕様は様々で、純粋にカスタムしていくものもあれば族車仕様にしていくケースもある。こちらのシャリーは族車をイメージして仕上げたものだ。
ピヨピヨ付きのヘッドライトに前傾気味の風防は、ハンドルとのサイズ感や曲げ具合も、そのバランス感も秀逸。ステッカーワークもお見事だ。
ウインカーは同じホンダのバブタイプ。さりげないホタルランプなど、ワルいバイクのアイテムをところどころに散りばめている。
マットガードはレアアイテム。ペットマークでもあるハチのイラストが効いている。
そして一番インパクトがあるのがシート。ダイヤ柄やタックロールはオーソドックスだが、このシートはクモの巣を模したステッチが入っている。
もしかすると原チャリ＆4mini界ではオーソドックスなスタイルなのかもしれないが、これはあまり見馴れないもの。デザイン性に富んでいて、単純にカッコいい。
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