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【CBX400F】幾重にも折り重なった塗装が目を見張るCBXを発見した!

2021年4月7日

人気のCBXにはオーナーの数だけ主義・主張があり、カスタムがある。こちらのCBXも、他人とは決してかぶらない、独自の技法が盛り込まれている!

旧車會におけるCBXは、言わずと知れた大人気車種。これが絶版車のくくりになると、Z400FXやCB400Four、いわゆるフェックスやヨンフォアも中型バイクのお宝扱いになってくるが、コールが切りにくい、音が小さいなどの理由もあって旧車會ではそれほど珍重されないバイクの部類に入ってくるから面白い。

そんなCBXのカスタムペイント手法には、本当に様々な形がある。純正ベースはもちろんのこと、ファイヤーパターン、ライン塗装、オリジナルデザインのペイントなど、「もう出尽くした」と思っても、次から次へと新たなアイディアを盛り込んだ外装ペイントが登場してくる。


最近では反射や蓄光なども取り入れる人は多かったが、上記の要素を複合的に取り入れたデザインも、最近はとくに増えている印象だ。

純正風のラインの余白にファイヤーパターンを組み込んだり、ライン塗装に反射を取り入れたりと、その手法は様々だ。


それでも、こちらのタイプの外装はあまりお目にかかったことがない。

基本的には三本巻きだが、ラインは外フチのみ。フチの内側には、無数の薔薇が描かれている。

まず、全体にラメが吹かれていて、その上からキャンディーレッドを一面に噴いた上で、薔薇の花や花びらの部分をマスキング。全体にソリッドブラックを噴いている。ここでマスキングを外すと、下地がラメの薔薇が幾通りも出来上がっているわけだ。

さらに、薔薇の花の上を反射塗料のラインが通過するので、見た目としては三本巻きのなかに薔薇が咲き誇っているように見えるという寸法だ。


さらに、これだけ重ね塗りしたぶんの段差が出ないよう、かなり厚めにクリアが噴いてあるので、指で触れると段差のない一枚絵のようにも見える。

ラメ、キャンディーレッド、ソリッドブラック、反射、クリアと、実に5層構造のペイントは、なかなかに手間がかかった力作だ。これがタンクだけでなく、フルカウルの側面にも同様の手法が使われている。


シートは黒のエナメルに赤のパイピング。外装パターンとの相性もいい。会場自体が三段シート禁止だったのでタックロールのシートが載せられているが、三段シートも似合いそうだ。

ハンドル周りにはワンズアンドエム製の軽スロ&Xワイヤー、アルミ削り出しブレーキレバーなどを装着。実はコールへの対応もしっかりとっていた。

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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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