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【CBX400FF】シルエットはワルくてもトーンひとつで大人仕様に!

2021年2月15日

新型コロナウィルスが旧車バイクと旧車會に与える影響を考えてみた。決して一筋縄ではいかない状況ではあるが、今後も続くこの環境に適応するにはどうするか? そして高値安定が続くCBXのカスタムで、面白い仕様になっているバイクを改めて紹介したい!
新型コロナウィルスの影響もあって、国内の旧車相場は過去に例のないレベルで高騰を続けている。

もちろん、元々価格が高騰気味だったCBXもそれは同様で、国内もののCBXはⅠ型でも程度がよければ200万円、Ⅱ型ともなればさらにその上をいく売り手市場になっている。

こういった状況になってくると、すでにCBXを所有しているオーナーは頑として手放さないだろうし、車両が欲しい人はどこかで妥協点を見つけ出してなんとか手に入れたいという綱引きが行われるだろう。

車両の管理や部品の確保など、すでにCBXを所有している方にもコスト面での負担がのしかかってくることも容易に想像がつく。

どんな事情があっても価格の下方修正がききにくいのが旧車市場という現実を考えた場合、多少高いと思っても常に「今が底値」という考えをもって対応した方が、結果としてコストカットにつながるのかもしれない。




多少、前置きが長くなってしまったが、こちらのCBX400FF は、一見してコンディションの良さがうかがえる一台だ。

オリジナル塗装かどうかは不明だが、いずれにしてもこれだけ曇りがない状態を保っていること自体が、愛されている証拠。「キレイに乗りたい」というオーナーさんの意志が伝わってくる。


Ⅱ型が持っている雰囲気を崩さないよう、純正以外のパーツも揃えられるものは黒で統一。BEETのスターターカバーやキャンディーライフ製のマフラーなども黒で揃えている。




このシックなエンジン回りに乗せた外装も、マリンブルーにスカイブルーの2本巻きという、こちらもかなりシックなスタイル。


ベース車を活かしたカラーなら白赤や黒赤のツートンもひとつの選択肢だろうが、タンクに描かれた2本巻きはサイドカバーを通過してシートカウルにまで到達。ローレルウインカーを装着したデュアルのカウルにも描かれたこのラインは、かなりクールで大人の余裕を感じさせるものだ。





しかし、ご覧になっている方もすでにお気づきのように、35センチほど延長した三段シートと、その三段を超える高さにセットされた竹やりマフラーなど、遠目から見ると、シルエットとしてはかなりヤンチャなバイクであることがわかる。

そう感じさせないのが、外装とチョコレート色の三段シートの組み合わせ。どことなく気品が感じられ、大人っぽさと余裕を、見る者に与える仕様となっている。



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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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