【GS400】常識にとらわれない個性的な派手さが魅力!キャラ立ち度MAXのGS登場!
2021/02/16
COLUMN
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旧車のバイクだけに限った話ではなく、こうしたカスタムの世界で愛車を仕上げていく際の方法は、だいたい3パターンに分かれるのではないか。
ひとつは「流行を作る人」。
世のなかの注目を浴びる画期的なアイディアを搭載する人、と言い換えてもいいかもしれない。ふだんからの注目度も高く、本人もそれを認識していて「ヘタなものは出せない」という考えに至っている、いってみればその業界のリーダー的存在の方だ。
もうひとつは「流行に敏感な人」。
新たな流儀や流れに敏感で、自身にもそれをいち早く取り入れようと考えている方が、このタイプ。試してみて、よければそのまま、ダメならすぐに軌道修正する柔軟性を持っている方が多い。
そして最後が「我が道を行く人」。
流行なんて関係ない! 自分がやりたいことをやりたいようにやるだけ!という方。流行を追ったら誰かとカブるじゃん! という考えの方も多いかもしれない。

今回のGS400などは、まさに3番目の「我が道を行く人」タイプだろう。
自分がカッコいい!と感じた直感を信じて突っ走ろうとする強い意志を感じることができる。
外装は銀ラメベースにキャンディーパープルの地とキャンディーレッドのファイヤーパターンを乗せたもの。ファイヤーのサイズが大きく、さらに太いためダイナミックな印象を受ける。
イノウエタイプのフルカウルは若干上げめにセット、アップハンとの相性もよさそうだ。

フレーム、スイングアーム、ボトムケースなどは赤で塗装。突起部分だけ赤く塗った星キャスは、ベースを黄色で塗ってインパクトを強めた。
塗装という部分では、エンジンカバーやシリンダーヘッドカバーなどはアルマイト加工を施してインパクトを強めている。
同じ「赤」を使っていても、これだけ質感が異なる色が加わると、それだけで車両に立体感が生まれる。

三段シートの高さだけでも目を引くところに、一流ブランドの象徴ともいえる生地を加えているのだから目立たないワケがない。
さらにはヘッドライトは外装に合わせて紫を、スクリーンはファイヤーに合わせて赤を用いている。こんなところにも個性は溢れている。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部