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【GS425L】当時の純正を色濃く残した“エル”の抜かりない改造が必見!

2021年2月10日

純正のままでは不人気車の筆頭といっても過言ではないバイクがお宝バイクに。一般人が見たら「?」しかないが、業界人気はバカ高い旧車會御用達バイクが、このGS425Lなのだ!
旧車會ならでは、の人気バイクはいくつか存在する。世間的にはそこまで人気はないものの、旧車會の内部では多くのファンがいるバイク。代表的なところではバブ、特にT型のバブだろう。

タンクはヤカンと言われ、シートは座布団と言われ、おじさんバイクだなんだと散々ないわれようだったが、旧車會ではむしろ人気車種の一台で、中古車市場での価格も、旧車會が支えているといっても過言ではない




そのバブの上をいくのが、このGS425L(国内ではGS400L)ではないだろうか。

GS400Eをベースに設計されたアメリカン、いわゆる“ジャメリカン(ジャパン+アメリカン)”といわれたバイクで、純正状態の無骨すぎるシートはワイドかつボリューミー。とても見れたものではなかった。

当時もアメリカン好きには評価され……ということも一切なく、不人気車のらく印を押されたバイクだった。




当然、販売車両も少なく市場に出回る絶対数も少なかったのだが、後世になって逆転現象が起こるのはよくあること。

GSのLも個体の絶対数が少ないこと、GSと同じエンジンを使ってること、そしてアメリカンでコールを切る人間はまずいないのでエンジンの状態がおおむね良好だったこと。

こうした事情によって徐々に人気は上がり、その希少性もあいまって今ではGSをしのぐ人気バイクとなっている。




こちらの車両はサイドカバーに「GS425L」のロゴが残っているように、外装は逆輸入車の純正品。タンクにもSUZUKIのロゴが残っていて、カラーも当時の純正マルーンのままだ。

前後のフェンダーやテールも純正品が残されていて、状態の良さを物語っている。

一番の問題となるシートも三段に換装されているので、Eより薄めのタンクとも相まってルックス面ではかなりの向上が見られる




鉄メッキのフェンダーに合わせて、ボトムケースはメッキに。ブレーキはダブルディスクに換装し、ホイールも地色のままのBEETキャストを履かせている。

スイングアーム&トルクロッドはメッキに。銘柄不明ながら、赤サビが浮いたハス切りマフラーは車両全体の雰囲気にもマッチしている

ハンドルやスイッチなどは新品に換装して、扱いやすさも向上している。ここまでしっかり手を加えると、とても不人気ジャメリカンとは思えない。このまま大事に乗り続けていただきたいものだ。



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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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