【XJR400】現役感たっぷり!夜の街道もお似合いの男前バイク【現行車】

2020/12/26

COLUMN

単車&暴走族関連記事

このまま暗い夜のとばりのなかへと駆け出して行っても不思議ではない現役感もありながら、しっかりと全体を構成する“意図”が感じられるXJR400。若さと創意があふれ出す!

旧車會を定義すると、昭和40年代から平成初頭にかけて生産されたバイクを自分好みにカスタムして楽しむ流派、ということになる。

なかでも平成生まれのバイクは“現行車”として区分されるが、若い世代にとってはこちらの方がむしろリアル。大人ならではのアイディアと財力で楽しむバイクカスタムもいいが、一定の制限のなかで仕上げたバイクは、相応の力強さを生むことがある。




こちらの「YAMAHA・XJR400」も、現役感たっぷりの力強さを秘めたバイク。ホイールからボトムケース、フレームなども塗装した、いわゆる塗り系のバイクだが、白をベースに紫メタのラインを施した、抑えた色みが印象的だ。

プレスラインに沿って描かれたラインは太さが異なる2本または3本のラインで構成されているのだが、とにかく仕事がめちゃくちゃ細かい。

タンクからサイドカバー、シートカウル、さらにはフロントフェンダーと、マスキングの労力を考えると、正直ゾッとする。




ただ、その労力に見合うだけの注目度はある。なによりカラーを2色に抑え、さらにはホース類までテープで白くしているという統一感は、このXJRの場合は見事に成功しているように思える。

このシンプルかつち密な仕上げが醸し出す不良のバイク感は、プロのペイントショップではむしろ出すことができないものだ。




カフェからブチアゲまで、ふり幅はあったとしても旧車會仕様の中心軸は“暴走族スタイル”であることに変わりはない。

そういった意味では、XJRという新しい時代のバイクにも“暴走族スタイル”が息づいていることに、頼もしさすら感じさせる。




TOP