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【CBRらしさ】スタイルの特性を考慮するとCBR400Fに輝きが増す件

2021年1月12日

CBR400Fは旧車會のなかでも特異な存在であることは間違いない事実。これをどうカスタマイズしていくかによって、特徴あるCBRの姿が一層輝かせることができる!
皆さんご存じのように、「HONDA・CBR400F」は草レースのベース車両としても高い人気を誇ったCBX400Fの後を受けて、生産されたバイク。

当時の時代の要請としてはスピード感が第一義であり、レースで使用されることを、かなり念頭に置いて開発されたバイクでもあった。




攻撃的な角フレームや、回転数によって2ストと4ストが入れ替わる、当時としてもかなり画期的だった「REV」なども、レースでの使用が前提のアイディアだった。

今では信じられない話だが、「あまりにもレーシーなCBRは旧車會にそぐわないのではないか?」という論争も起きていたというから面白い。

結局、CBXのⅡ型が登場するに至って、CBXのⅠ型とⅡ型の中間にあるCBRを“仲間外れ”にする選択肢はなくなったのだが、スタイル的にもCBRが特別感のある存在なのは間違いがないところだ。




そういった出自を考えると、CBRにレーシーな仕様はピタッとハマるのがわかる。

具体的には、コントラストが強い派手めなカラーリングと、スピード感を感じさせるライン塗装。これを両方とも取り入れたこちらのCBRは、レーシーな要素をクールに表現するバイクに仕上がっている。


車体はラメ塗装にソリッドブラック×オレンジの2本巻き。ベースにもラインにもグラデーションが付いているので立体感、軽快感が得られるデザインだ。




ラインに合わせて、細部のパーツもオレンジに。フレームやボトムケース、スイングアームなどのパーツがベースカラーの黒ではなく、オレンジを加えているのがミソ。華やかさがまったく違う。

面白いのが、金メッキのロボハン以外はメッキパーツをほぼ使用していない点。エンジンのカバー類も塗装、ヘッドライトのケースもソリッドブラックで、色みを抑えているのが頼もしい。

デュアルのハーフカウルと三段シートとのバランスもお見事で、直線的なCBRを上手にアレンジしているように受け取れる。




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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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