大名門・CRS連合所属のスペクターOBによるバブ。バブと言えば、男らしいワイルドな仕様がハマる数少ないばいくではあるが、こちらのバブは随所に手を入れ創意工夫を凝らした大人の旧車會仕様となっている。
ベースカラーはソリッドの赤と黒。80年代には4大メーカーすべてが自社の400㏄バイクに採用した赤×黒のツートンには、やはりどこか不良のイメージを強く感じさせるもの。外側に黒の縁どりがあるデザインは、車種を選ばずバイクをスタイリッシュに見せる。
そして、その黒ベースとなったサイド面にはオーナーの出自でもあるスペクターやCRS連合のロゴをペイント。三段シートもゴールドで、全体をこの3色でまとめ上げている。
その三段シートは1.3メートル延長のお化け三段、いわゆる“バケサン”。脇にそびえるエントツマフラーとも相まって、迫力はバツグンだ。
カウルはイノウエのフルカウル。ビタローニミラーや絞りのアップハンとのバランスもしっかり計算されているように感じさせる。
さらに特筆すべきは足まわりだろう。コムスターを残してバブらしさを出す方が多いなか、あえてのBEETキャストを採用。そしてタイヤは旧車好きの定番・TT100を履かせている。
フロントはトンガリフェンダー、リアは丸テールを装着して、ここでもバブの名残はあまり感じさせない仕様だ。
驚いたのは、このクオリティーのペイントが自家塗装仕上げだということ。撮影している限りでは、これだけ人目を惹くデザインが自家塗装だとは思いもよらなかった。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部