見た目にはメートル級の三段シートが目立つ純正GSX400Eザリ……といった感じだが、よくよく見てみるとザリではなくGS400なのがわかる。
ザリ外装のGS、いわゆる“Gザリ”だ。
そのザリ外装も純正ラインでカラーもよく似ているが、純正ではなくオリジナルカラー。遠目には黒くも見えるが、ベースに濃いモスグリーンを吹いた上にキャンディーブラックを吹いているので、光の当たり具合によってはモスグリーンが強く出てくる。
デザインは純正と違えずにカラーリングと塗料の特性を活かした塗装は、派手さはなくとも洗練された大人のオシャレさを感じさせる。
実際、それなりの知識が無いとペイントショップへの発注もできないはず。これぞ大人のオシャレといえる外装だ。
もちろん、外装以外の部分にもしっかり手が入っている。エンジンカバーはメッキ。シリンダー部分にはゴールドに塗装して変化を加えている。
フロントはダブルのフローティングディスクに換装してブレンボのキャリパーを装着。スイングアームはウエダレーシング、リアショックはホワイトパワーで足回りもしっかり強化した。
そして冒頭にも述べた、メートル級の三段シート。背面の“飾り文字”はHIP-HOPなグラフィティという、イマドキの時代を感じさせる仕様となっている。この辺もオシャレ!
唯一、違和感を感じたのがヘッドライト回り。なにかちょっと物足りないなぁ……と感じていたが、実際にウインカーが付いていなかった(笑)。このあたりは今後の課題ということか(笑)。
▼こだわりの旧車會バイクをチェック!
【GS400】総制作費450万円超!足回りをガチガチに強化したモンスターマシンが登場!
【令和のヤラレ】昭和のヤレを令和の塗装で再現したKH400が古くて新鮮!
【CBR】素晴らしい現場対応力!現場で変身したツーウェイのブチアゲ仕様に目から鱗が!
【RG250E】このテールランプは唯一無二!改チャリもビックリのフラッシャー装着
【独占公開⁉】i-Q JAPANだけが撮っていた“ヒロミの青春ヨンフォア”を大公開!
▼「プロジェクト乱」の動画をチェック!
執筆者:i-Q JAPAN編集部