恐竜の生態は研究によってどんどん解き明かされていて、昭和の時代の恐竜はまさにゴジラやエレキングのような佇まいだったものが、平成時代にはめちゃくちゃ前傾姿勢になりつつ尻尾でバランスを取る“ジュラシックパークスタイル”に変貌した。
さらに最近の研究では、毛が生えていたという説まである。そうなってくると恐竜の概念まで揺らいできそうだが、変わったのは恐竜自身ではなく後世の研究者たる人間側の認識だ。
加えていえば、恐竜は新種・亜種も多く「足の指の間隔が広い」とか「手指の角度が違う」といった細かな違いで新種や亜種認定がされる。
もしも今、天変地異が起こって人類がほぼ滅んだとして、一千万年後の生命体が旧車會のバブを発掘した場合に、区分がメチャクチャ細分化されるんじゃないだろうか。
実はTとNの250と400の4パターンで、Tのマイナーチェンジを加えてもせいぜい8パターン程度だが、何も知らないでバイクだけを見たら数十、数百のパターンがある。
こちらのホーク2も見た目でバブだとわかるが、独特のスタイルを持っている。
タンクは純正の赤いタヌキ。オリジナルかリペイントかは不明だが、どちらかわからないくらい状態がいいのは確か。サイドカバーやフェンダーも同色で塗装されている。
フロントカウルはコミネタイプの耳カット。これもタンクと同色で奇麗に塗装。全体が真っ赤というスタイルで、昭和世代が思い出すのは赤い彗星というキャッチフレーズ。シャア専用の代名詞で、汎用よりも3倍の速度で動けるのだが、こちらのバブはどうなのだろうか。
そう考えるとマーシャルのフォグもザクのモノアイに見えてしまう笑。
塗装も奇麗だがエンジン回りもかなり奇麗に磨き上げられている。エンジンカバーやシリンダーヘッドカバー、リアのドラムカバーもメッキされていて、周囲が写り込んでしまうほどだ。
マフラーはサイドクロスメガホン、リアショックはマルゾッキで、これも赤い塗装がなされている。
テールはサンパチのキンタマ。ちょっと優等生っぽいバブなのかと思ったら、ハンドルが結構な絞ったアップハン。決して真面目なだけのバブじゃないのた。
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