全国どこにでもあって、良くも悪くも印象深い検問の道具といえばこれなんだろう。
05.六尺棒でフルスイング
参照元: THEPAGE
犠牲になった方の、なんと多いことか!!
『元高校球児は試験で優遇される』なんて噂がまことしやかに流れるほど、躊躇なく振り回していたとの声も多く、暴走族にとっては脅威だった。
傷つくのがバイクだけならまだいい方。額を割られた、腕を折られた、など、肉体的に大きな負荷をかけられた方も本当に多い。なかには、「片方の目の視力をほぼ持っていかれた」という方もいて、その熾烈さはハンパじゃなかった。
また、六尺棒には前輪に突っ込むという使い方もあり、検問突破にはそれなりの覚悟は必要だった。
現行犯逮捕の恐れはあるが走り切ったらセーフの昭和と、滅多に現行犯逮捕にはならないが、その後数年間ずっと逮捕のリスクがある令和。どちらが正しいやり方なのか、しばらく答えは出ないのかもしれない。
執筆者:i-Q JAPAN編集部