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【GS400E】派手さを取り除くことで個性が際立つ“引き算の美学”がかっこいい!

2021年1月15日

これでもか! と派手な色や形のパーツを組み合わせていくのも旧車會仕様のひとつだが、まったく奇をてらうことなく仕上げたバイクというのもまた、深い味わいがある!


旧車の時代から、深緑は人気のカラーだったようで、いくつかの単車には純正カラーも用意されていた。

旧単車界隈で一番有名な深緑カラーといえばサンパチの純正カラー、その名も「ディープフォレストグリーン」。深い森をイメージしたその色合いは、ビタミンカラーを多用した従来のサンパチとは一線を画す、大人のデザインを施したカラーリングで、今でも人気の高い純正カラーの一つとなっている。

また、旧車會ではないもののヤマハのSR400も深緑色が印象的なバイクで、発売した当時も大人のシックなカラーリングが成熟したバイク乗りに支持されて、昭和から平成に至るまで市場を賑わせていた。


派手で目立つ要素を足し算で増やしていくのも、もちろんバイクカスタムの楽しみ方の一つだろうが、派手な色の塗装も、派手な形のパーツもあえて装着せず、トータルバランスだけで仕上げてしまったのが、こちらの「SUZUKI・GS400E」だ。

ボディはマットカラーで仕上げた深緑のE2ライン。ぼかしもグラデーションも無く、ラインの使い方としては非常にシンプル。ただ、二面のトンガリフェンダーやハス切りのマフラー、黒塗りエンジンと、マルゾッキ・サスなど、ツボを押さえたパーツを、奇をてらうことなく装着している点に好感が持てる。


シートは白の三段シート。あんこは控えめで、イノウエのフルカウルともバランスが取れている神奈川仕様のシルエットが美しい。

フレームやエンジンンの黒塗装との比較でも、コントラストがはっきりしていて見栄えがする。

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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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