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【GS425L】これぞ外しの美学!遊び心でバイクの印象度は格段にアップする

2021年1月24日

遊び心は心の余裕から生まれるもの。余裕とは、すべてを把握、実行した上で生まれるもので、ゴリゴリに仕上げたバイクのなかにある、ちょっとした“抜け感”は人の印象に残りやすい。様々な要素を「プラス」するだけではない「マイナス」の面白さは、ひとつ上のクラスのカスタムにもつながるものだ。

雑誌やweb上でもよく目にする、「男性に求めるものは?」という女性向けのインタビュー。「経済力」「包容力」「ルックス」など回答は様々だが、なかなかに厄介なのが「大人の余裕」といった回答。

お金があるだけでも、優しいだけでも、オシャレなだけでもダメ。むしろ、そうした諸々を持ち合わせたうえでないと提供できないのが「大人の余裕」というヤツで、コストや道理に合っていないことでもためらうことなく「いいんじゃない?」と肯定できる胆力が求められている。

いわば、あえて作る“心のすき”みたいなもので、これはバイクカスタムにも当てはまる部分が大いにある。

こちらのGS425Lも、そんな遊び心を取り入れた仕様のバイク。パッと全体を眺めると、まず飛び込んでくるのがタンクの外装

どう考えてもGSにしか見えないバイクのタンクに、バブのタンクに描かれているべきラッパイラインが書き加えられているのだ。

ラッパラインは当のバブ乗りにも人気の外装で、ド初期CB250T専用の外装パターンでありながら、同じCBの400Tや、なかにはNなどにも“バブの証し”として加える人がいるくらい、バブを象徴する外装パターンでもある。


これをGSに書き加えているのだから、通常は「ちょっとオカシイんじゃない?」となっても不思議はないのだが、そこが「大人の余裕」を感じるポイント。それ以外のカスタムには、しっかりとした自己主張が感じられるため、誰も「オカシイ」とは感じない。むしろ、「面白いじゃん!」となってしまう。

車両がGSのLという段階ですでに引き込まれる部分はあるのだが、そのカスタムにも見るべきパートは多いように感じられる。

まずは、ラッパラインが加えられたタンクだが、全体をレインボーラメで塗装したところに、キャンディーパープルでグラデーションを加え、さらにはラッパラインをくわえている。

このグラデーションのツートンは、70年代にカワサキ車の販売店が独自に仕上げたスペシャル仕様車の外装に多く見られたタイプのもので、同じく70年代のバイクでもあるGSには似合って当然の仕様でもある。

フロントディスクはダブルに換装、ホイールはHリムのスポークホイールを採用。セレクトのフロントフェンダーはセレクト製を装着。マフラー側をカットしているのがGSっぽい


マフラーは三協オートのオリジナル。さらにはウエダのスイングアームやキムラのトルクロッド、マルゾッキなど、足回りもしっかり強化。さりげなく、蛍ライトなどオシャレなアイテムも装着しているのがニクい。

ここまでやっているからこそ“外し”もカッコよく感じるというもの。これは単純に面白い!

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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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