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【衝撃】その発想はなかった!常識破りのスタイルが目を引くCBR

2020年7月20日

スタイルが完全に出来上がっている地域のバイクには、スキのない格好良さがあるが、そうでない地域には、他人をオッと言わせる破壊力を持ったバイクが時折登場する。 常識の枠にとらわれていては、個性の強いバイクを仕上げることなどできはなしない! 今回のCBRは、アクの強さとインパクトの強さでは負けない、独自路線のバイクに仕上げている!
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バイクの改造に、“伝統”はあっても“答え”はない。たとえば神奈川仕様も茨城のブチアゲも、先人が試行錯誤を繰り返しながら仕上げてきた、スタイルのベースがある。

この場合、伝統をどこまで理解しているかが、格好良さにつながる。知識と技術の下敷きの上に成り立っているので、見る人が見れば格好良さの基準が明確だからだ。

伝統スタイルの様式美は世界共通。イギリスの王侯貴族は家々によってタータンチェックの柄が決められているし、アフリカ先住民族のまじないにも、必須アイテムは存在する。





ただ、脳や狂言を歌舞伎が凌駕していったように、爆発力は伝統以外の場所から登場するもの。

このCBRも、旧車會でのカスタムの常識を、そこそこぶっ壊している粋なカスタムが魅力的なバイクだ。




エナジードリンクのモンスターエナジー仕様は時折見かけるが、ベースはペインター泣かせの迷彩柄。ところどころMのロゴが入っているから、オリジナルなのだろう。これだけでも、相当目立つ。




そして、あえて純正のサイドカバーを残して、タンクからシートカウルにいたるまで、ひとつながりになっている。

どうしてもBEETのサイドカバーを入れたくなってしまいがちだが、ペイント向きなのはどちらか? と考えたら当たり前の純正カバーをチョイスしている。




そして何より驚きなのが、この延長テール。暴走族のテールとしては当たり前に存在していたが、こうしてみると旧車會のサーキットイベントなどでは、あまり見なくなってしまった。

しかも、この形状自体もなかなかなレア。かなり前傾していて、ケツ乗りすると頭頂部が付いてしまうのでは? という疑問が沸くが、これは人が乗った姿をもってバイク改造の基礎としているだろう。

そしてリアからの姿が印象的。宝物ではなく宝“者”であるところも常識破りだし、印象に残るのだ。




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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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