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【歴史探訪】国内メーカーが製造した純正キャストホイールは海外からも様々に注目を集めていた!!【探求心】

2024年2月24日

純正だから侮るなかれ!! 各メーカーがキャストホイールの製作に乗り出した80年代だからこその、造形美とみなぎるパワーが感じられるのだ!!

70年代終盤から80年代にかけて、様々なメーカーが独自にキャストホイールの製作を始めた。

レーシング部品として社外メーカーからも様々なキャストホイールが販売され始めていた時期。ちょうどスポークからキャストへの過渡期でもあり、各社から様々なホイールが発表されていた。

今回は、旧車會に人気の車種に装着されていたキャストホイールを中心に紹介してみたい。
 
 
 
 

《SUZUKI》


80年代のスズキを、文字通り支えた名作といえる10本スポークのキャストホイール。通称・星キャス。シンプルかつ見飽きのこない形状で、10年ほど現役で活躍し続けた。

GSではEシリーズから採用。さらには、ほとんどのGSXも、この星キャスを履いていた。

ほとんど、というのは後継のモデルが登場したからで、それがこの6本スポークのキャストホイール。
 
 
 
 

通称・扇風機。もの珍しさから付ける人もいるが、一般的な人気を得るまでには至らなかった。
 
 
 
 

《KAWASAKI》


キャストホイールの導入には積極的で、FX、Z400GP、さらには水冷4発のGPz400にも、独自のキャストホイールを履かせていた。

FXのキャストは7本スポーク。実はこれがアメリカのモーリスというブランドのホイールとソックリで、アメリカでは「フェイク・モーリス」などと呼ばれもしたそうだ。
 
 
 
 

そしてZ400GPには5本スポークのキャストホイールを用意。
 
 
 
 

さらには、GPZ400には6本スポークの力強いキャストを履かせたりと、様々なタイプのホイールを製作した。
 
 
 
 

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