日本はホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキという、バイクの世界シェアトップ10に入る4大メーカーを有する”バイク大国“。モトGPでも2000年以降の20年で19回の優勝を日本のメーカーが占めているように、性能の面でも大きなアドバンテージを持っている。
レースだけではなく、世界シェアの上位を占めているということは「MADE IN JAPAN」に対する信頼度が高いことの現れでもあるのだろうが、それはバイクだけに限らず、タイヤに関しても同様だ。
1位のブリヂストンをはじめ、ダンロップ/ファルケン、ヨコハマ、トーヨーなど、こちらも世界シェアの上位を日本のメーカーが占めている。
モータースポーツの世界にも積極的に参加していて、ファルケンやヨコハマ(ADVAN)などは独自にチームを運営しているが、シェア1位のブリヂストンはスポンサードはするものの、2輪も4輪もチームは持っていない。
そのブリヂストンにチームがあったら? といったイメージのバイクが、こちらのXJRだ。
使用している赤/白/黒の3色は、自転車レースなどでも使用しているコーポーレートカラー。ベースとなるバイクはないので、カラーリングは完全なオリジナル。タンクやイノウエのフルカウルには見慣れたブリヂストンのロゴが書き加えられている。
三段シートはタックロールではなくクロスステッチ。厚みを抑えめにしてスタイリッシュに仕上げた。ベルト部分に差し込んだコルク半の富士日章も、よく見ると赤/白/黒の3色を使用した構成になっている。
色合わせという意味ではハンドルグリップやマフラー・ワルツ機械曲げ管のプレートに至るまで、実は3色しか使用していないことに気付く。構成力の高さで唯一無二のバイクを作り上げている。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部