キーワードとして「緑」「市松模様」に「アニメ」を付けて検索すると、真っ先に出てくるのがアニメ『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎。炭治郎のトレードマークともいえる“はっぴ”の柄が、緑と黒の市松模様だった。
それで、主人公の顔やロゴは出ていなくても、緑の市松模様であれば無条件に『鬼滅の刃』をイメージするという方は無数にいる。
その「緑」と「市松模様」をバイクの外装に取り入れているのが、こちらのカワサキGPz400。よく見ると市松模様自体は白黒で、その周囲を取り巻くようにグリーンの縁どりが加えれれている。
元々、ライムグリーンはカワサキのイメージカラーで、白黒の市松模様は英語で「チェッカーフラッグ」だから、外装パターンに盛り込まれていても不思議じゃない。
オーナー氏に伺ってみたところ、バイクは『鬼滅の刃』が少年ジャンプで連載を始める何年も前から所有していたということで、別段気にする様子も見られなかった。
バイクのスタイルはシングルシートのカフェレーサーで、装着パーツはもかなりマニアック。キャストホイールの間を両面からふさぐプレートや、フロントフェンダーにはエアロシャーク、BEETのプロポジションやFCRの直キャブなど、走行性能を上げるアイテムの数々がさりげなく装着されている。
アルフィンカバーの隙間からウオタニのフルパワーキットも顔をのぞかせるなど、走りに特化したアイテムには尽力を惜しんでいない。
ただし、ヘッドライトをアップして、ハンドルもコールが切りやすそうなポジションにセットしたもの。この辺のバランス感覚が独特で面白い。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部