旧車會のマシンカスタムのベースは、レースの世界にあることが多い。“走り”にこだわっていくと、どうしてもレース用の強化パーツが必要になる。
ブレーキディスクを2枚にしたり、キャリパーやショックアブソーバーを純正からレースブランドのパーツに変えたり、スイングアームを替えてみたり。
エンジンのボアアップやオイルクーラーの装着、キャブの換装など、走る・曲がる・止まるといった基本動作を強化するには、レース用のパーツが最も的確で確実だ。
さらに外装ペイントでも、レースで使用されているカラーやパターンを踏襲しているケースは意外と多い。
そんななか、アメ車のカスタムをベースに仕上げた「Honda・CBR400F」がコチラだ。
コチラのCBRをプロデュースしたのは福岡県のカスタムショップ『REDSTAGE WILDBOARsp(レッドステージ・ワイルドボアsp)』。いま、九州で一番ホットなショップと言っても過言ではない。
プレスラインなどのブロックごとにラインで区切って塗装していくスタイルで、それこそアメ車ではよく見られる手法。グラデーションやレース、ラップなど、様々な技法が惜しみなく注がれているのが分かる。
さらには、そのところどころにピンストライプで文字や模様が加えられている。
アメ車の場合、このピンストライプは手書きで加えられることが一般的。これにはセンスとテクニックの両方が求められる。
このCBRにも、ペイントの上から、またはカバーの飾りとして模様が加えられているのだ。
アンダーカウルの内側もしっかりと塗装の手が加えられている。360度どこから見ても手抜かりのないバイクだ。
さらにスゴイのは、全体のバランスを崩さないようにフレームやフロントフォークのボトムケース、ホイールにまで塗装が加えられていること。
これはバイクのことをしっかり見ていないとできないことで、最新の注意が注がれているのが分かる。
▼REDSTAGEの他のバイクをチェック!
カッコいい単車がズラリ!!レッドステージワイルドボアspでプロデュースした単車から目が離せない件【SHOP最前線】
▼こだわりの旧車會バイクをチェック!
【CBR400F】スピード感を表現しつつ旧車會仕様に!この改造テクニックは凄い!
【旧車×最新技術】強くてワルいCBR爆誕!現代に通用する最新技術と旧車の良さをブレンド
【5台紹介】旧車會仕様×レースマシンの外装!お洒落なカスタムバイクをピックアップ!
【衝撃】その発想はなかった!常識破りのスタイルが目を引くCBR
【Z250FT】なんだこの仕様は!!カワサキ発の吸い込みマシンがとんでもない姿に変貌を遂げていた!
▼CBR400Fの動画をチェック!
執筆者:i-Q JAPAN編集部