たとえば深夜に一人でバイクに乗っていて、対向車線からどんなバイクが現れたら「ドキッ」とするだろうか?
白バイは、まず誰でもドキッとするだろう。まったく違反をしていなくても、「止められたら面倒くさいな」くらいのことはみんな思うはずだ。
現役当時なら抗争相手のバイクが現れるのもドキッとするだろう。「やべぇな」と思うか、「蹴散らす」と思うかは、その人次第だが、たった一瞬でも驚かない人はいないはずだ。
では、こちらのバブならどうか。白バイよりも抗争相手よりも、正直恐ろしいはず。こんなに怖いバイクにはであったことが無いレベルで怖かった。それにはちゃんと理由もある。
呪!
スクリーンに大書きされた漢字一文字が呪の一文字。そしてスクリーン上部にはローソクが2本。
これは怖い!
鬼の角状態で、昭和の探偵映画『八つ墓村』に出てきた猟奇殺人者か、はたまた「丑の刻参り」の人か? といったスタイル。もちろん、このスタイルの単車自体もかなり怖いが、こんなデザインを思い付いた発想力自体が怖い。
そう考え出すと、普通に塗装された赤のフレームや外装も血しぶきの色ではないか? と勘ぐりたくなってしまう。
単車そのものの仕様は、ラッパラインのやかんタンクに黒のタックロール、そしてホイールはリムが赤、ブーメランコムスターが黒という塗り分けがオシャレな仕様だったりもする。
よくよく見たらミラーステーはガイコツの腕に、ブレーキランプもシャレコウベになっていて、呪いのコンセプトに寄せているのがわかる。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部