最近、ハイブランドのロゴやモノグラムをペイントする旧車が増えている。
もちろん、完全に新しい手法ということではない。ヴィ〇ンやシャ〇ルのロゴを外装に使うカスタムは以前からあったものだが、ここ最近の流れとしてはシュプ〇ームやオフホ〇イトなど、より身近なストリートの匂いがするブランドが人気。ハイブランドではないが、ナイキなどもモチーフとしては人気が高い。
こちらのGSはシュプリーム×ヴィトンのコラボをバイク外装に落とし込んだ。さすがに一流ブランドのロゴだけあって、パッと見の認識度は高い。白地にムラメタのカラーリングが、逆に新鮮に感じられる。
この色遣いはフレームやグリップにも活かされていて、全体的な統一感も感じられるもの。カラフルに彩ったり、差し色を使う場合もあるだろうが、“ブランドの高級感”を全面に出すのであれば、こちらが正解だろう。
そしてこちらのGSは外装だけのバイクではなく、随所にかなりしっかりと手が加えられている。フロントはダブルディスクに換装。セブンスターキャストを履かせて、外装同色の白で塗装されている。
リアはウエダレーシングのスイングアームとトルクロットを装着。そしてマフラーはイノ管のハス切りをセット。旧極のコール大会で吸い込み部門の優勝を勝ち取った、ポテンシャルの高いマフラーだ。
また、三連ラッパというワルいアイテムを付けているギャップもオシャレ。
注目はワンオフで製作したテールランプ。ベース・ショップでもあるレッドステージ・ワイルドボアspのロゴマークが映し出されるよう加工されている! ほかではあまり見ない手法で、チーム名や外装のイメージに合ったデザインを加えることもできる。見逃せないアイテムだ。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部