ネオンカラーを使った塗装には、様々なタイプが登場してきた。
全体がネオンカラーになっているものから、ファイヤーや日章などの主要なパートだけがネオンカラーになっているもの。そしてホイールや三段シートなど目に付くポイントだけがネオンカラーになっているもの。様々なタイプがあった。
今回ご紹介するゼファーは、これまでのどのタイプとも、また少し違ったコンセプトの外装を持ったバイク。ネオンカラーが主体になってはいるのだが、メインカラーは白。
フロントフェンダーやタンク、アンダーカウルなど、塗装面が大きいパーツのメインカラーは白いが使っているカラーは蛍光グリーンと差し色の黒のみ。このバランスが絶妙なのだ。
基調としているのはタイガーカラー。このラインが蛍光グリーンだ。三段シートが全面的に蛍光グリーン。ディスクの中央部分やヘッドカバー、スイングアームのセンター部分、ステップの凹部、さらにはグリップやコード類にも同色の蛍光グリーンを使っているので、統一感に拍車がかかっている。
ケツ上げはかなりの角度で、ただ品のよさだけが際立つバイクにはなっていないところに好感が持てる。
マフラーは細めの4-1管。4-2-1管が主流の昨今、このタイプのマフラーを装着しているバイクはレアな存在だ。ハンドルもコールが切りやすい角度のウイリーハンドル。様々なポイントで若さと個性が際立っている「これぞ現行車」だ。
▼こだわりの旧車會バイクをチェック!
【プロ級カスタムのXJR】オーナーが愛情込めて仕上げた1台がシブすぎる
【ほぼⅢR】遊び心で仕上げたホーク3がひとクラス上の魅力を持っている!
【大人ゼファー】バリバリの現役仕様に大人のエッセンスを加えた結果がコレだ!
【GS400】九州らしさを巧みに取り入れた前衛的なGSがスゴかった!【爆発カラー】
【CBX】なんだこの塗装は!?エアブラシではない独自ペイントがマジで凄い
▼ZEPHYR関連の動画をチェック!
執筆者:i-Q JAPAN編集部