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【GT380】十代&二十代必見!当時もの風防の装着バランスが間違いない!

2021年6月5日

バイクカスタムの楽しみ方は人それぞれ。10人いたら、10通りのカスタムがあっていい。あえてアンコ抜きをしない人もいれば、キャストホイールをあえて前後違うものを付ける人もいる。他人が「え?」と思うような仕様でも、本人が狙ってやっていることであれば、それは正解なのだ。

ただ、時々「本当にこれでいいのかな?」と感じさせる取り付け方をされているパーツがある。風防だ

それこそ、70年代の風防は文字通り“風除け”するためのパーツだったので高さもあるしRもそこまでキツくなかった。それが高さも控えめになり、傾斜を付けてハンドルに沿わせるスタイルに移行してからはモデルケースが徐々に出来上がっていった。


0系新幹線の先端に形が似ていることから名づけられた「新幹線風防」、上面が地平と水平にセットされている「どっかん風防」、完全に前傾させた「リーゼント風防」角刈りのように先端が短くなっている「短風防」など、流儀は様々。

どれをチョイスするかは大きな問題ではない。問題はRの角度と位置だ。

両端が水平に近くなるくらいまでしっかりRを付けて、垂れの中央はしっかりテンションがかかっているくらいが、カッコよく見える。バランスでいえば、風防の先端とライトのツラは合っている方が収まりはいい。

ハンドルと風防のバランスは好みによるところが大きいが、それでもアップハンの角度と水平か、それに近い角度に収めてある方がスッキリ見える。

ひとつだけ言えるのは、風防は市販の状態で取り付けてもカッコよくはなりにくいアイテムだということだ。

諸先輩方は時にドライヤーを駆使し、またある時は風防と一緒に入浴して形を整えてきた。一見、お気軽に感じるかもしれないが、風防はそれだけこだわって装着するアイテムだということも、理解しておいてほしい。


アレコレ言ってしまったが、そんな風防をカッコよく装着している見本ともいえるのがこちらのGT380だ。

新幹線風防を風防のR、垂れの張り具合、角度と、どこをとってもめっちゃくちゃカッコよく仕上げている。十代・二十代の旧車オーナーには、ぜひとも参考にしていただきたい!


ホイールはGSの星キャス。マフラーは赤で塗ったイチパチ管、ウイングコニーのリアショックなど、装着パーツもさすがはサンパチオーナー
というこだわりのアイテムを多数設置している。

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執筆者:i-Q JAPAN編集部

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