三段シートを装着していないCBX400Fの改造は、純正タンクをベースにして装着パーツで楽しむタイプが多いのだが、こちらのCBXは外装やシートも含めてフルカスタム。アクセルワイヤーも戻しの1本を外していたりと、三段シートを装着していれば旧車會のイベントに参加していても馴染んでしまうのでは? といった仕様だ。
ウッドアイによる外装はムラメタにイエローの縁どりが基調。タンクのデザインは純正ライン基調ではなく、プレスラインに沿った独特なデザインを採用している。
シンボルマークも現行のデザインではなく、1960年代に使用されていた初期デザインを用いているのもポイントだ。
足回りはフロントをCBX550F用に換装してダブルインボードに。リム以外を黒塗りにして、Ⅱ型風に仕上げている。
エンジン回りは随所にメッキパーツを採用。フロントフェンダーやテールカウルはBEETだが、サイドカバーはあえてBEETではなくキジマのアルフィンを採用しているのもポイントだ。
マフラーは銘品・プロタッチ管。キャンディライフ、マッドエンタープライズ、シークレットサービスの3社が共同開発したアルミのマフラーで、生産を中止しているので今ではなかなか手に入らないお宝アイテムだ。
あまり目立ちにくいが、オイルクーラーも純正からロックハートに換装している。
そして一番のポイントともいえるのが、シート。ジュリア―リのセミシングルを装着し、後部は青と黄色のエナメルを加えている。
苦労した点を確認してみると、「楽しいので苦労はありません」と頼もしい回答。今後はホイールのアルマイト加工をしてみたい、とのことだった。
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執筆者:i-Q JAPAN編集部