【衝撃】20年以上乗り続けたZ400GPがコチラ!暴走族時代からの愛車
2020/09/05
COLUMN
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永遠の相棒。そんな言葉がしっくりくる、貴重な一台に出会ってしまった。バイクの車種はKawasakiのZ400GP。あの"フェックス"の後継車だ。20年以上連れ添ったバイクの改造とはどんなものか? 是非その目でご確認いただきたい。
80年代に中型4気筒バイクの大ブームを巻き起こしたカワサキのZ400FX! の後継として大いに注目を集めたのが、この「Kawasaki・Z400GP」だ。
FXからの、というか当時のカワサキのバイクの主流でもあるプレスラインを効かせたタンク、そしてそのタンクからサイドカバー、シートカウルにまで流れるようなデザインは、ライバルのCBXやGSXにも、決して引けを取らなかった。
セールス的には成功したとはいえなかったが、FXを上回るスペックを誇る名車だったのは間違いないだろう。

旧車會では少数派かもしれないが、GPが発売された80年代初頭は、暴走族にも愛好者が大勢いた。
実はこのGPも、そんな時代を過ごしたであろう一台。発売当時に購入し、ずっと乗り続けてきたのだという。
当時からそのままのパーツもあれば、旧車會で走り始めてから装着したパーツもあるだろう。
ひとついえるのは、しっかりとひとつにまとまったスタイルに仕上がっているということ。

ハンドルはCB750の通称“ナナハン”を装着して、操作性を高めた。そして足回りは純正のキャストホイール。カワサキ車は純正でもホイールがカッコいい。
こちらのZ400GPをペイントしたのは広島県のペイントショップ「Queen(クイーン)」。半端ない塗装技術を持ったショップなので、別のバイクもチェックしてみてほしい。
▼ペイントショップQueenの他のバイクをチェック!
【後半戦】Paint Shop Queenが塗装した単車はどいつもこいつもレベルが高い!

そして、どうしても目が行ってしまうのがリアのスイングアーム。これはBEET製のレーシングパーツで、旧車會系ではあまりお目にかかれない代物だ。

ここまできたらもう、よほどのことがない限り、二度と乗り換えることはないだろう。今後も大事に乗り続けていただきたい。
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